ユグドラシル聖戦記

城全体が一瞬にして絶望へと変わった。
指揮官であるイナルナが、12神将の一人のアインスにグングニルによって殺されてしまった。
今は彼女の肉体を完全に死なせないために、父親であるテンルウが付きっきりで力を送りこんでいる。
だが、たった一筋の可能性を求めて、オグマ、ユウキ、クスハ、ショウの4人は西側へと進路を取る。
そんな中、ユウキだけがたった一つの決心を固めていたのだった。




第41章 時を無くした巫女の導き




オグマ達がブラギの塔へと向かっている、という情報はすぐにエスクード城から40km離れたシャリオ城の城主グランディスの耳に届いた。
帝国に身を置いている立場として、これは阻止しなくては行けないと判断した彼はすぐに出陣の準備を開始した。
しかし、相手は4人と確認していた彼は兵を最小人数しか出さなかったのである。
「オグマ様、シャリオの軍隊が前に控えているようです。いかがしましょうか?」
馬を走らせつつ、ショウはオグマにそう問い出す。
「・・・それはユウキ次第だな」
そう呟いて、彼は上空を見上げる。
丁度彼らの真上付近でマグは翼を広げていた。
ユウキの目にも、その軍隊は目に入っていた。
「お兄様・・・どうしますか・・・?」
「・・・・・・俺の邪魔をするやつは誰であろうと許さない・・・」
クスハの問いかけにユウキはそうボソッと呟いた。
しかし、その声は実に寂しそうにクスハには聞こえた。
「じゃあ・・・」
「オグマには悪いが、先手を取らせてもらう!!クスハ、マグにしっかり掴まってろよ?」
「ではお兄様、途中で私を降ろしてください。私は降りて魔法で戦います」
「・・・・・・わかった!!」
すると、ユウキはマグを華麗に操り、シャリオ軍に先陣を切って突進していった。
マグは一旦さらに上空へと昇り、そして急降下を始める。
グングニルが激しいうねりを上げて、シャリオ軍のアーマー部隊を突き刺していく。
その様子を見たオグマがショウの顔を見て頷いた。
それはショウへのサインであり、「行くぞ」という意味が込められていた。
オグマは馬から降り、バルムンクを構えて走り出す。
一方のショウは馬を走らせ、軍隊に斬り込む。
「悪いですが、貴方達の相手をしている暇は私達にはないんですよ」
「何をゴチャゴチャ言ってやがる。さっさとこの剣のサビになるがいいさ!!」
「・・・全く・・・最近の若者は己の力量を知らなすぎて困りますね・・・」
そう言いつつ、ショウは腰からティルフィングを抜く。
「手加減はしませんよ?大事な主君の命運がかかってるんですからね・・・!!!」
その眼はまるで獲物を捕らえた虎の如く、鋭い眼であった。
そして、ユウキ達4人と300人との命の奪い合いが幕を開けた。




だが、30分もしないうちに、ユウキ達以外に大地に立っている者は一人もいなかった。




「畜生・・・無駄な時間を費やした・・・俺達だけでも早く神殿に着かないと・・・!!!」
「お兄様・・・いつも以上に必死ですのね・・・」
クスハにそう言われるがユウキは表情一つ変えなかった。
そして彼はこう呟く。
「クスハ、俺は・・・あいつらと一緒に暮らしてた頃から、イナルナのことを・・・」
「お兄様は、小さい頃からイナルナ様の事を、守ってきましたものね・・・」
「俺にとって・・・かけがえのない・・・大事な女なんだ・・・俺は、イナルナ以外何も欲しくない」
「それを・・・言えなかったばかりに、今回は・・・」
クスハは少し暗い表情になり、下をうつむく。
「でも・・・イナルナは・・・俺のこと好きだって伝えようとしてた。だから、俺も・・・あいつに好きだって伝える」
「お兄様・・・」
「俺は、早くイナルナをこの手で抱きしめたい・・・!!あいつの笑顔に会いたい」
そう思って、思い浮かべるのはいつも笑顔でユウキを見つめていたイナルナの笑顔。
小さい頃からずっと見てきた、誰でも安心させるあの笑顔に会いたいと心から深く願うユウキ。
そんな兄の背中を、妹のクスハは寂しげな眼でじっと見つめていたのだった。




ブラギの神殿。
ブラギがマイラとの暗黒戦争が終わった後に生涯の全てをかけて作りあげた、傑作品といえるべき建物だった。
そして、ブラギが死んだとき、彼は塔の地下に埋葬されたという言い伝えがあるという。
その神殿を目の前に、ユウキとクスハ、オグマとショウは立ちすくんでいた。
「これが・・・」
「かなり大きな建物だな」
「感じます・・・懐かしさにも似た、優しい力が・・・」
「さぁ、中に入りましょうか。ここにいても何もなりませんし」
ショウの言葉に3人は頷き、彼らは奥に入っていった。
雰囲気は、マイラ神殿とは違い、松明の明かりが煌煌と中を照らしていた。
だが、辺りはとても広く、足音が結構大きい音で鳴り響いている。
少し歩くと、祭壇らしき場所に辿り着く。
祭壇には、ロウソクが5本祭壇の周りを覆うように灯されていた。
「これは・・・交信の祭壇ですね・・・」
そう言うと、クスハのその祭壇の真中に立った。
「凄い力を感じますわ・・・これでなら封印も解けるかも・・・」
「封印というのは、バルキリーの力のことでしょうか・・・?」
すると後方から女性の声が聞こえた。
ユウキとオグマは剣の柄に手を当てる。
ショウは、クスハの傍に近寄り、彼女を守るように立ち尽くす。
「そんなに殺気を出さなくても大丈夫です。私はこの神殿の守人ですから・・・」
そう言うと彼女は4人の前に姿を現した。
彼女のその姿にクスハを除いた3人が驚愕の表情を露わにする。
アイスブルーの瞳がしっかりと彼らを見つめた。
ただ、色鮮やかな金の髪だけが『彼女』とは違っていた。
「シ・・・シオン様・・・?!」
「私の名前はエイル。この神殿を守る巫女です。貴方がたがくる事はユーリ様から聞いておりました」
「母上から・・・?!!」
「はい、ここはこの世を去った魂と交信するための祭壇ですから。巫女、僧侶といったものなら死んだものと簡単に交信できるのです。そうできるように、ブラギ様がお作りになったのです」
「では、ここで封印は解けないというなのか?!」
ユウキの声に焦りが混じる。
「ここでは・・・無理ですけど、塔の最上階に湧いている復活の泉でならそれも可能でしょう・・・」
「復活の・・・泉・・・?」
「そうです。この塔にはその泉が涌き出る唯一の場所なのです。かつてバルキリーは杖ではなく、人の内に眠る力・・・そう、例えばグランビア王家で唯一生まれた巫女、シオン王女のナーガのように・・・」
その言葉を聞いて、ショウは少しだけ心当たりを思い出した。
彼女が金の龍に変わった姿を。
イナルナがつかったナーガの召喚とは異型の召喚だったことを。
「どうやら、聖騎士様は思うところがあるようですね」
「しかし、あれはナーガの書を・・・」
ショウはあの時のことを思いだし、彼女にそう告げた。
「ナーガの書は召喚術を詠唱するための祝詞にすぎません。彼女があれほど強力なナーガを使えたのは彼女が一番、濃く血を受け継いだから・・・」
「やがて薄れゆく血が、急に濃くなったりするものなのか・・・?」
「さぁ・・・彼女が特殊だったのかどうかは・・・私にもわかりません。それより最上階までご案内します。どうぞついて来てください」
そう言って、彼女はブラギの塔への道を開き、その先にある階段を昇り出した。
彼らも彼女の後を追い、階段を上った。




塔への階段は螺旋階段になっており、結構昇っていても、なかなか最上階には辿り着かない。
しかし、彼女は平然とその階段を昇り続ける。
だが、後ろで先に音を上げたのはオグマだった。
「く・・・空気が薄い・・・」
「修行がたりん、それくらいで音を上げていてどうする?お前と違ってクスハは音を上げてはいないぞ?」
「飛竜に乗っていると、標高の高い場所でも平気になっちゃいますから・・・」
と、苦笑いでクスハはそう言う。
すると、エイルが立ち止まった。
「着きましたよ。さぁ、奥に入ってください」
彼女の背の先には、大きな噴水があった。
そこから湧いている水は真珠のように煌いていた。
「これが・・・・・・」
「そう、これが復活の泉。バルキリーの杖は埋め込まれてる水晶が長い年月、ここに浸されて力を経たものなのです」
「でも、それでどうして封印が・・・?」
「封印・・・というよりも、力を吸われたと考えたほうがいいでしょう。クスハ様、聖杖に填っている水晶を外し、噴水の真中に水晶を浮かべてください」
クスハはエイルの言葉に頷き、バルキリーの杖に填っている水晶を取りはずし、靴を脱いで復活の泉の湧き出る噴水の中に入り、噴水の中心である器の形のした部分に水晶を浮かべた。
「何分くらい、力を取り戻すのに時間がかかりますか?」
「そうですね・・・一昼夜は浸さないと無理ですね・・・」
「一昼夜?!俺はそんなに待てない・・・・・・!!」
「ですが、焦っていてもいい結果は生まれません。今夜はここで寝泊りをしてください。翌朝には力を取り戻していることでしょう」
エイルの言葉にユウキは少し苛立つ。
するとショウがユウキの肩をポンッと叩いた。
「ユウキ様、彼女の言う通りです。ここは、落ちついて一晩待ちましょう」
「では、私は寝床の準備をしますから、どうぞゆっくりしてください」




その日の夜、ショウは塔の外からぽっかり浮かんだ月を眺めた。
月齢15。
満月の夜だった。
今は別の部屋でユウキ・クスハ・オグマが眠っている。
ショウはなんだか眠れないので、泉の間でぼんやり月を見ていた。
噴水から湧き出ている水の音が彼の心を落ちつかせる。
「眠れませんか・・・・・・?」
「そうですね・・・主君が二度も失われると、不安になりますね」
「そうですか・・・」
エイルは背後からショウに話しかけ、ショウの言葉に少し寂しげな表情をした。
「それにしても・・・何度見ても貴方は美しい・・・」
ショウの言葉に彼女は少し頬を赤く染めて俯いた。
「そうおっしゃってくださるのは、貴方だけですわ・・・」
エイルがそう言うと、ショウの傍に近寄る。
「貴方は、いつからここの守役を・・・?」
「・・・私は、いつからここにいるのか、何故ここにいるのか・・・わかりません・・・。気がついたら、ここの祭壇に倒れていました」
「・・・わからない・・・?」
「エイルという名も、本名かどうかわかりません」
「記憶がない・・・ということですか・・・」
ショウの問いかけに彼女は頷く。
「たとえ・・・記憶がなくても・・・貴方がたのお手伝いをすることはできます。私を、解放軍に加えてください」
「エイル・・・この神殿はどうするつもりですか・・・?」
「私がここにくるまでは、ここは無人でした。今更私一人がいなくても、この塔は守られます」
「エイル・・・」
「ショウ様・・・」
そして、2人は月の下でただ、見つめ合っていた・・・



翌朝、噴水に浮かべた水晶を見ると、水晶の色が真珠色に変わっていた。
これこそ、バルキリーの本来の色というべき色に戻ったのだ。
「これで・・・イナルナ様を生きかえらせられる・・・」
「さぁ、早く戻ろう。イナルナが待ってる」
明るく杖の様子を見ながら、3人は帰城の準備を進める中、エイルの表情は浮かない様子だった。
それを見て、ショウは軽くため息をつく。
「エイル、何をしてるんですか?行きますよ?」
「えっ・・・?」
彼のそんな言葉を聞いて、エイルだけではなく3人も驚いた表情に変わる。
「ショウ、彼女を連れていくのか?」
「えぇ、いけませんか?」
「随分、さらっと言うんだな・・・・・・」
ユウキとオグマは顔を見合わせて、やがて肩を竦めた。
「大丈夫です。どんなことがあっても私が彼女を守りますから」
「ショウ様・・・」
エイルが嬉し涙を流しながら、ショウの胸に抱きついた。
その横でオグマとユウキがボソボソと何か呟いていた。
「ショウ・・・やっぱり母上に似てるもんだから一目惚れしたな・・・」
「結局、堅物のショウも初恋相手にクリソツの女には弱かったな・・・」
「お兄様、オグマ様もそんな事いってはショウさんが気の毒ですわ・・・」
クスハが苦笑いをしながら、彼らにそう言う。
「ところで・・・エイルさんって攻撃魔法とか使えるんですか?」
「えぇ、光魔法でしたら・・・回復魔法もある程度は使用できます。一応、巫女ですから・・・」
ユウキがエイルのセリフのある部分がちょっと引っ掛かった。
「あの・・・本当にいいんですか・・・?私が解放軍に入っても・・・」
「えぇ、逆に戦力が欲しいところですから。ね?」
「まぁ・・・な・・・」
ショウはオグマのそのセリフを聞いて、笑顔でエイルを見つめた。
「なぁ・・・この雰囲気って・・・かなりイケそうでないか?」
「ついにショウさんにも春が・・・」
「シオン王女にそっくりねぇ・・・・・・イナルナの方が断然かわいいじゃねえか・・・どこがいいんだか・・・」




その頃、彼女はただ彷徨っていた。そこは虚無のようにただ闇だけが全てを支配していた。
「ねぇ、誰かいないのぉ~!」
その言葉もまるで吸いこまれるかのように消えていった。
ここでは、彼女はひとりぼっちだった。
凄く心細かった。
「そっか・・・私、ひとりぼっちなんだ・・・・・・」
すると、彼女の目の前にユウキの姿が映る。
「ユウキ・・・ユウキ!!」
イナルナは彼の名前を呼んで、走りだし、抱きつこうとした。
だが、彼の身体をすり抜け、彼女はそのまま地に倒れこむ。
そして、それはそのまま消えてしまった。
イナルナの瞳に涙が浮かぶ。
「やだぁ・・・やだよぉ・・・一人になるのは・・・ユウキと離れ離れになるなんて・・・いやだぁ・・・」
地に顔を埋めるように彼女は泣き崩れてしまう。




ユウキ達が城に着いたのは、日が傾き、夕陽に変わる頃辺りだった。
皆は彼らの帰りを心待ちにしていた。
そのせいか、期待に心が踊ってしまう。
「ユウキ、バルキリーの方はどうだった・・・?」
参謀のキイナが先頭に立っていたユウキにそう問いかけた。
ユウキは少し笑顔を見せていた。
「今、イナルナのところに行く。成功するかどうかは・・・やってみないとわからない」
「そう・・・わかったわ。イナルナのところに行くんでしょう・・・?」
「あぁ・・・」
ユウキはそう言うと、クスハとオグマと共にイナルナの寝室へと向かっていった。
その後からショウとエイルがやってくる。
「ショウ、望みとしてはどう?」
「そうですね・・・高い方だと思いたいですね」
「絶対に上手くいきます。私が保証します」
エイルがショウより1歩前に出て、キイナにそう告げた。
キイナは、彼女の姿に驚いた。
「貴方は・・・・・・?」
「挨拶が遅れて申し訳ありません。私はブラギの神殿の巫女、エイルと申します。以後お見知りおきを・・・」
彼女はキイナにそう言い、一礼をする。
キイナはそれを見て、ショウの耳元でこう囁いた。
「・・・惚れたでしょ?」
「うっ・・・・・・」
ショウはすかさず顔を真っ赤に染め上げる。
その様子を見て、キイナはニヤニヤと笑い、その場を去っていった。



クスハは静かにバルキリーの言葉を詠唱する。
「聖なる癒しの御手・・・母なる大地と風の息吹よ・・・我、ブラギの神に近し者が願う・・・杖に宿りし力よ。我が前に横たわりし死の世界に彷徨う魂を、再びその器へと呼び戻せ・・・!!」
その言葉が言い終わる前に、バルキリーの杖は聖なる光を発した。




「バルキリー!!!」




クスハが力ある言葉を発すると、その光はイナルナの身体へと吸い込まれていった。
ユウキとクスハがバルキリーの力を見るのはこれで2度目。
だが、1度も見た事のないテンルウとオグマは黙ってその様子を見る。
ただ、時間だけが刻々と過ぎていく。
「やっぱり・・・ダメだったのか・・・?」
オグマが、思わずそう口にしてしまう。
だが、その時だった。
テンルウが握っていたイナルナの右手が微かに動いた。
そして、彼女の瞳が重苦しい感じではあったが、少しずつ開いた。
「イナルナ!!」
ユウキが彼女の名前を呼ぶ。
するとイナルナはにっこり微笑んだのだった。
その様子を見て、クスハとオグマは顔を見合わせて、頷き、テンルウに合図を送って静かに部屋を後にした。
テンルウも静かに部屋を出ていく。
イナルナは上体を起こし、ただ、自分の手元を見ている。
「ユウキ・・・・・・私は・・・・・・」
少し申し訳なさそうな表情でイナルナが静かにそう口にした瞬間、ユウキはイナルナの身体を強く抱きしめた。
「えっ・・・・・・ユウキ・・・?!」
その腕の力はさらに強くなる。
イナルナの腕の辺りに痛みが少し走る。
「ユウキ、離して・・・痛いよ・・・」
「イヤだ」
「でも・・・」
「何度言われても離さない」
イナルナが少し困った表情になり、じっと痛みを我慢する。
「もう、どこにも行かないで欲しい」
「・・・・・・」
「もう・・・お前を失うのはたくさんだ・・・!!」
「ユウキ・・・」
ユウキはイナルナの腕を掴み、そっと彼女の身体を引き離した。
そして彼女をじっと見つめるユウキ。
イナルナはあまり状況が飲みこめていないのか、きょとんとした顔をしている。
ユウキの手がイナルナの頬に触れ、自らの顔を近づけて軽くキスをする。
いきなりのその行動にイナルナは驚くばかり。
何が起こったのか、頭では整理できなくなっていた。
「イナルナ・・・愛してる。もう2度と、お前を離さない・・・!!」
「ユウキ・・・・・・!!」
「お前は、俺の事嫌いか・・・?」
「うぅん、そんなことない・・・私も・・・私も、貴方のこと愛してる・・・」
彼女は瞳に涙を浮かべながら、ユウキに抱きついた。
ユウキも、そんなイナルナを優しく抱きとめる。
「イナルナ、全てが終わったら・・・トラキアに来て欲しい」
「・・・うん・・・」
その後2人は、互いの意志を確かめ合うかのように、何度も深いキスをする。




作者:じ・・・13章・・・お送り・・・しま、した・・・
イナルナ:やだぁ・・・なんだか恥ずかしいわ・・・
ユウキ:・・・・・・(天井に上るほど恥ずかしいらしい)
オグマ:・・・ケッ・・・
テンルウ:まぁそういじけるなよ、お前だって恋愛の一つや二つするだろうが・・・
オグマ:違う、俺はコイツの兄貴になるのがいやなんだ!!!
ユウキ:俺も遠慮こうむる。こんなヤツが兄貴だと、片腹痛いぜ
オグマ:ならイナルナと結婚すんなよ?!こいつと結婚した時点で俺はこいつの結婚相手と兄弟になる運命だからな!
ユウキ:うぐっ・・・
イナルナ:・・・低級な争いは止めてよ、2人とも・・・
作者:・・・・・・見てられん・・・
ショウ:私にも春が来たんですねぇ・・・(茶を飲みながら)
作者:あんた・・・随分中身だけ老けこんできたね・・・
ショウ:・・・苦労してますから・・・