異法人の夜-Foreigners night-

-第二部-
登場人物
榊原 遥(さかきばら はるか)
本作品の主人公。魔術師。
涼子の実の姉。魔術師の家に生まれ、稀有な力を持つ。
その力を狙う輩にずっと監禁されていたが、梢に救出され、榊原幻に引き取られた。
榊原家の面々を大事に思っており、特に梢のことを好いている。

久坂 零次(くさか れいじ)
本作品のヒーロー。異法人。
以前は己の力を恐れて心を閉ざしていたが、涼子との出会いがきっかけとなり克服。
異法人と呼ばれる能力者で構成される異邦隊にかつて属していた。また、戦闘能力は非常に高い。
今のような日々がずっと続くことを願っている。

冬塚 涼子(ふゆつか りょうこ)
本作品のヒロイン。
遥の実の妹。生まれた頃に起きた災害で本当の家族と離れ離れになっていた。
零次が日常世界に踏み出すきっかけを作った。彼や遥のことを大切に思っている。

倉凪 梢(くらなぎ しょう)
本作品のキーパーソン。異法人。
異常な力を持ちつつも、普通の人々と共に過ごしてきた。
草を生み出す能力の持ち主で、型にはまらない戦い方を得意とする。
榊原家の人々にとっては頼れる存在であり、皆への思いやりは人一倍強い。

倉凪 美緒(くらなぎ みお)
梢の妹。涼子の親友。
兄と違って普通の人間。幼いころ亡くした両親のことはほとんど覚えていない。
明るく元気な性格で、榊原家のムードメーカー。

矢崎 亨(やざき とおる)
零次と同じ元異邦隊の隊員。また、彼自身も異法人。
美緒と同年代だからか一緒に行動することが多い。
榊原家の中では比較的常識人。心身ともにもっと強くなりたいと思っている。

榊原 幻(さかきばら げん)
現在の榊原家当主。秋風署勤務の刑事。
仕事柄家を空けることが多いが、内心ではいつも子供たちの身を案じている。
梢、美緒の父親とかつてコンビを組んでいた。また、魔術関係の知識も多少持ち合わせている。

飛鳥井 冷夏(あすかい れいか)
魔術の名門『飛鳥井家』の女性。現当主の姪。風と水、幻覚系の拡散魔術が得意。
生真面目で自分を追い込みやすい性格。冷たい人間だと誤解されることが多い。
飛鳥井家の秋風市担当。同地で起きた問題への対応を任されている。

緋河 天夜(ひかわ てんや)
魔を狩る一族の少年。実家から逃れていた際に秋風市に立ち寄り、遥たちと出会った。
その後秋風市を離れたが、今回ある事情により再び同地を訪れることになる。
異端者と呼ばれる能力者で炎を使う。

古賀里 夕観(こがさと ゆみ)
既に滅びた魔術の名門『古賀里家』の女性。古賀里家の嫡流に近い血筋。
炎と風、砲撃系の破壊・遠隔操作魔術を得意とする。
非常にさっぱりした性格で、細かいことにとらわれない。

フィスト
夕観の従者。古賀里家の執事を務めた家柄の青年。
魔術の才能はほとんどないが、鍛錬を積み重ねたことで近接戦闘の達人となった。
フィストは夕観がつけた通称であり、本名は別にある。

真泉 未了(まいずみ みりょう)
既に滅びた魔術の名門『泉家』で姫君と呼ばれていた女性。
何百年も生きているという伝説もあるが真相は不明。
見た目は十代後半の少女。陰綱と行動を共にしている。

上泉 陰綱(かみいずみ かげつな)
魔剣士。泉の分家出身で、同家崩壊後は未了の警護をしている。
各方面から剣聖と称されており、卓越した剣技と三つの魔術を用いて戦う。
強靭な精神の持ち主で、時折不安定になる未了を陰から支えている。

幸町 孝也(ゆきまち たかや)
秋風市の一角に住む闇医者。魔術道具を利用した治療などを行う。
梢の兄貴分であり異邦隊の元隊員でもあった故・霧島直人の親友。
また、霧島の恋人であり遥、涼子の実の姉でもある故・八島優香とも知り合いだった。

郁奈(いくな)
飛鳥井家の世話になっている少女。

草薙 樵(くさなぎ しょう)
秋風市にやって来た異法人。破天荒で自分勝手な性格。
何かを探しているようだが、その目的などは不明。