異法人の夜-Foreigners night-

-Border Breaks-
断章「遥の日記I」
 4月8日/ 曜日/
 にっきをかくことにしました。たいくつしないようにと、しょうくんがすすめてくれたからです。
 こうしてなにかかくのははじめてだからすごくたのしいです。
 ほんとはきょうはとおかです。でもこのひのことをかきたいとおもったのでかきます。
 このひは、しょうくんがきてくれました。わたしをたすけてくれました。
 とてもうれしかったです。
 ほんとのほんとです。ほんとにありがとう。

 4月9日/ 曜日/
 このひはみおちゃんとあいました。
 ゆうがたにはよしざきくんともあいました。
 よるにはさかきばらさんともあいました。
 みんなしょうくんとおなじくらい、いいひとです。

 4月10日/ 曜日/
 しょうくんが、たいくつだろうといってこのにっきちょうをくれました。
 いちにちのあいだにあったことをかけばいいそうです。
 かきたいこといっぱいあって、ちょっとこまります。
 こんなかんじでいいのかな?



 ――――書き方はそんな感じでいい。けど、漢字使えないのか?
 ひらがなだけだと読みにくいぞ。分からないんだったら、遠りょなく俺に聞けよ?
 ……まぁ俺もあんまり自信ないけどさ。