異法人の夜-Foreigners night-

-日常編-
用語集
[ア行]

・秋風市【地名】あきかぜし
 某県にある、山に囲まれた土地。
 主に中心部にある朝月町、北西にある浅黄山町、南東にある有河町の三つに分けられる。
 人口は住宅街や商店街付近に密集しており、未開発地域は自然が盛りだくさん。
 夏はそれなりに暑くなるが、冬は雪が降り積もり結構寒くなる。
 日暮のイメージでは北陸か東北の辺り。
 大企業笹川家の屋敷があったり駅付近の都市部には危険な場所があったりと、何気に色々ある町。
 でも基本的にはのどかな田舎。

・朝倉翔【人物】あさくら しょう
 かつて日暮が『読者参加型小説』に参加した際に考案したキャラ。倉凪梢の雛形と言える存在。
 キャラの名前、性格などを決めて執筆者に投稿、後は執筆者が本編を書いていく、という形式のものだった。 そのため細かいところは執筆者さん任せだったのだが、ふとしたことで日暮が外伝を書いたため、少し手が加えられた。
 土を司る『白き者』という、神に創られた存在。胸に神玉があり、それを砕かれない限りは死なない……という設定だったはず。
 土の他にも植物を使用出来たり、戦闘であまり勝つことがなかったりと梢に通じるものがある。  妹と一緒に『榊原幻』という刑事の元で暮らしている点も同じだが、決定的に違うのは内面。  強さに固執したり幼馴染に惚れていたりと、人間臭さを感じさせる部分が多いのである。
 夕月日暮の執筆活動、その原点とも言える存在なので思い入れは深い。
 愛称は「つっちー」。

・朝月学園【地名】あさづきがくえん
 小学部から高等部までが全て同一敷地内にあるという巨大学園。
 グラウンドや体育館などの各施設はそれぞれ分けられているが、食堂は全て共通だったりする。
 割と全国でも名の知られた学校で、就職活動の際には「ああ、朝月なんだぁ」ぐらいの反応は貰える。
 すぐ隣の敷地に大学キャンパスも用意されており、こちらは少し独立した感がある。
 基本的に生徒の自主性を重んじる校風のため、教職者と生徒会の力関係が際どい。

・綾瀬由梨【人物】あやせ ゆり
 梢や遥の、高校時代のクラスメート。沙耶とは小学校、雅とは中学からの仲。
 物静かなタイプの女性で、休日は読書をして過ごすことが多い。
 だが冷静沈着というわけではなく、突発的な事態(主に斎藤関係)が起きると取り乱すことも。
 斎藤恭一とは天敵。照れ隠しとかツンデレとかそういった要素は一切なし。
 でも時折いがみ合うのがちょっと楽しく思えてくるという、まぁなんていうか不器用な関係です。
 高校卒業後、斎藤への対抗心から目指した東大に、本当に受かっちゃったので上京することになった。

・泉家【家】いずみけ
 国内における魔術四大名家の一角。
 十七年前にかなり危険な事件が起き、その際に壊滅したと言われている。
 遥、涼子、優香は分家である「式泉」の娘である。
 主に精神に関わる魔術を専門としていたという。
 詳しくは第二部にて。

・異端者【用語】いたんしゃ
 詳しくは黒霊氏の作品『Forbidden heresy』を参照。
 異法人と違って身体能力は普通らしいが、尋常ならざる固有能力を有する。
 先述した作品からのゲストキャラ、緋河天夜君がこれに該当します。

・一戸神社【地名】いちのへじんじゃ
 朝月町の裏手にある山、その中にある朝月町唯一の神社。
 普段は滅多に人が来ないが、年末年始は大忙し。
 合格祈願から家内安全交通安全までなんでもござれ。
 現在は一戸伝次郎が神主を務めており、彼の死後は伝六が引き継ぐことになっている。
 秋風市が本格的に発展する前は退魔の家系として名を知られ、榊原、本多家と共に秋風市を裏から守っていた。

・一戸伝六【人物】いちのへ でんろく
 朝月学園高等部教諭。剣道の実力はピカイチだが、なぜか剣道部顧問はやってなかったりする。生徒会顧問。
 霧島直人、幸町孝也、倉凪梢、久坂零次など、彼の教え子には常人の域をはみ出したものが多い。
 古典的な熱血教師。現代教育なんのその。
 細かい問題など吹き飛ばしてくれるパワー、ややこしくない態度などから生徒人気は意外と高い。
 指導力もあるので教師陣からも信頼されているが、暑苦しいため異性にはモテなかったりする。
 父親が死亡した際は一戸神社を継ぐように言われている。
 ちなみに名前の元ネタは「一戸伝八」。新撰組三番隊組長の名の一つ。

・異法【用語】いほう
 異法人が使う特殊能力。日常編には関係ないはずだったのだが、どっかのヘタレが使ったので記載。
 日常編に登場する三人の異法は以下の通り。
 倉凪 梢——グラス・クリエイション/草の属性を持つものを創る力。
 久坂 零次——セラフィック・シャドウ/自らが内包する悪魔を解放する能力。
 矢崎 亨——ハンディ・メタル/金(黄金)、銀(白金)、銅(赤金)、鉄(黒金)、錫(青金)を操る能力。

・異法人【用語】いほうじん
 特殊な固有能力を有し、なおかつ身体能力が非常に優れている……というより人間からすれば規格外な連中のこと。
 日常編で登場する中では、倉凪梢、久坂零次、矢崎亨の三名が該当する。
 異法と呼ばれる概念を内包しており、世界という枠組みの中では異物とされている。
 彼らの身体能力が異常なのは、普通の人間よりも運動時にかかる制限が少ない(物理法則が普通の人間よりも有利に働く)からであって、身体の構造などは人間のものと大差ない。
 一応『法の内側』に存在するため、人間に効くものは異法人にも効く(薬、アルコール、魔術)。
 独自の法を有しているからか、同類である異法人、あるいはそうした気配に敏感な魔術師が近づくと妙な共鳴が発生する。
 この概念が正式に認知されたのは中世の英国が始まり。
 だが実際『異法』がどういったものなのかはよく分かっていないのが実情で、まだまだ謎の多い存在。  でも本人たちもよく分かってないので、別にあんまり気にしなくてもいいのかもしれない。

・エプロン大魔王【俗称】えぷろんだいまおう
 しゃもじとおたまを手に、町中で暴れまわってた不良を掃討した謎の人物。
 『五月蝿くてご近所迷惑だろうがぁぁ!』と叫びながら時速100キロで追いかけてくるらしい。恐い。
 その正体は……。

・エメラルドマウンテン【道具】
 疲れたときにはこれを一杯。それが藤田四郎のポリシーである。

・演劇部【組織】えんげきぶ
 ここでは朝月高校の演劇部のこと。
 大規模な舞台で失敗したことから部員たちが散り散りになってしまい、笹川三姉兄妹だけが残った。
 これに遥、涼子、美緒、亨が協力し、くさっていた部員たちも戻ってきて、卒業公演を無事成功させた。
 ちなみに大学編でも志乃、五樹、睦美、涼子、美緒、亨の六人で活動を続けている。

・岡島沙希【人物】おかじま さき
 日常編における苦労人代表。己の趣味に生きる店長の娘であることが、既に不幸の始まりであろう。
 苦しい家計をどうにか救おうと、遊ぶ間も惜しんで勉強やバイトに励んでいる。
 普段は取り立てて特徴のない普通の子だが、大切な人や家族のためなら勇気を奮い立たせて頑張れる。
 零次にとっては可愛い妹分のようなものなのだが、沙希の方は「頼れる格好良い人」という認識。
 ちなみに『岡島』は母方の姓なので、店長の本名とは関係ありません。

・鬼ごっこ【遊び】おにごっこ
 それは一見子供の遊び。
 だが罰ゲームが加われば、皆が必死になるデンジャラスゲームになる。

[カ行]

・カスタマイズ=コア【作品】
 3Dロボットアクションゲーム。千種類以上あるパーツから自分だけのオリジナルメカを作ってミッションクリアを目指す。他にも友達やコンピューターと対戦するモード、自分だけのオリジナルストーリーを作成するモードなどがあり自由度が高い。
 素人から玄人まで幅広く遊べる人気ゲーム。ゲームセンター大会の決勝で使われた。
 元ネタはACと略すあのゲーム。日暮はネクサスで挫折して以来やってません。

・家族【用語】かぞく
 この作品では家族に恵まれない人物が多い。梢と美緒は両親が死亡、零次は彼以外全員死亡。
 遥や涼子も実姉や両親を失っている。涼子の場合育ての親ですら死んでいるという徹底振り。
 亨や志乃たちも親に捨てられた過去があり、沙希は両親健在であるものの問題あり。
 ゲストキャラの天夜も複雑な事情があって家出中。
 それでも彼らがさほど不幸に見えないのは、家族に代わる繋がりがあるからだろう。
 榊原家で暮らす擬似家族(幻、梢、美緒、遥、亨、零次)が良い例。

・唐沢【人物】からさわ
 夢里に勤めるキッチンスタッフの一人。バイトじゃなくて正社員。
 おっさん臭さが売りと自分で言っており、実際かなりおっさん臭い。
 得意料理は洋菓子全般。ゆき姉や梢も彼の腕前には一目置いてたりする。
 既婚者で、涼子と同い年の娘がいる。たまに夢里で新作料理の試食をしてるとか。

・軽く叩く【その他】かるくたたく
 ポンポンと相手の頭を軽く叩くこと。叩くと言っても暴力的な意味合いはない。
 梢がよくやっており、撫でるのと同じような感覚で使われている。
 頑張ってる人などに「偉いぞー」とか「お疲れさんー」とか言いながらやっている。
 主に女性・子供に対して使用されるようだ。

・神田【人物】かんだ
 榊原幻の上司。彼が秋風市に戻ってきたときは刑事課の課長だった。
 榊原の父と知人だったこともあり、彼が学生だった頃からの知り合い。
 自身は決して有能ではないが、人の意見をきっちり汲み取る人。
 二〇〇三年の暮れに秋風署の署長へと昇進した。

・共有【魔術】きょうゆう
 遥が持つ能力。形ならざるもの——思考や感情、知識や魔力などを共有する力。
 普段は力を押さえているため、対象と触れなければ力は発動しないようになっている。
 これによって熊を静めたり、涼子の知識を使ってクイズゲームに望んだりした。
 ちなみにこれ、やり過ぎると互いの自己が崩壊しかねない危険な面もある。

・霧島直人【人物】きりしま なおと
 本人は登場しないのだが、一応簡単な説明。
 梢にとって兄貴分であり、零次にとっては仕事の同僚。幸町の親友であり、一戸の教え子でもあった。
 遥や涼子の姉である優香とは恋人同士だった。天我不敗流の門下生で、梢や吉崎の兄弟子だった。
 既に故人。

・久坂零次【人物】くさか れいじ
 主人公の片割れ。日常編ではどちらかというと彼がメイン。
 異法人の一人であり、その力を使って闘争の日々に明け暮れていた。
 父、母、妹の四人家族だったが、母と妹は彼がまだ子供の頃、父は日常編開始前に死亡した。
 現在は榊原家の居候として落ち着き、どうにか日常を送っている。
 ただし闘争の日々から得た経験が、日常を妙な形へと捻じ曲げてしまうこともしばしば。
 悪気はないのだが、勘違いによって話をややこしくしてしまう傾向あり。
 戦闘能力は日常編中最高の存在なのだが、日常なのであんまり意味がない。
 冬塚涼子に弱く、彼女にツッコミを入れられる日々が続く。
 以前は人を避けて生きていたが、人間関係の大切さを知ることで、日常編では積極的に人と友好関係を築こうとしている。
 それがまた別の問題を生むことには全く気づいておらず、周囲の人間をやきもきさせることも。
 修羅堂の店長と出会ったことでゲーマーと化すなど、日常編でもっともイメージが変貌しつつある。

・倉凪梢【人物】くらなぎ しょう
 主人公の片割れ。日常編では微妙に影が薄い。
 異法人の一人であるが、以前からその身を日常に置いてきた。
 榊原家の家事を支配する家政夫として活躍し、特に料理は和洋中全てプロ顔負け。
 しかし二〇〇三年の事件で右腕を失い(現在の右腕は義腕)、ちょっとだけ実力が落ちた。
 たまに思いつきでイベントを発案したりするが、基本的には受身体質。
 自分のために何かをする、ということがほとんどない無欲過ぎる男。
 目つきが悪く、初対面の人に恐がられることが多いのを気にしている。
 しかし面倒見の良い性格、頼れる兄貴分的な面から、ある程度親交のある人からは非常に人気がある。
 困っている人は放っておけない、出来ることなら助けようという思考の持ち主なのだが、自分のことを全く省みなかったりと危うい一面も持ち合わせている。
 恋愛面で鈍いのは零次と同じだが、こちらは自己が薄いため自分へと向けられる感情全般に鈍い。
 馬鹿ということ以外にあまりネタがなく、大学編に入ってからは一人調理師学校へ行ってしまったのでますます出番がなくなっていった。

・倉凪司郎【人物】くらなぎ しろう
 <双一者(ダブル・ワン)>を初めとする様々な異名を持っていた刑事。倉凪兄妹の父親で、既に故人。
 榊原幻の相棒として秋風署に務めていたが殉職。妻の沙羅と共に裏山に埋葬された。
 日常編では当然ながら名前のみの登場。なのであんまり書くことがなかったりする。

・倉凪美緒【人物】くらなぎ みお
 梢の実妹。退屈な日常が嫌いで、面白い騒動が大好きという困ったさん。
 兄とは似ても似つかないハチャメチャ振りで、主な被害者は矢崎亨。
 結構しんどい過去を送ってきたため根は大人っぽい部分もあるのだが、それを忘れさせられるぐらい普段は自由奔放である。
 勉強は大嫌いだが、楽しむためにはあらゆる努力を惜しまない。
 境遇も関係したのか昔は非常にお兄ちゃんっ子だったが、今では親娘のような関係になってしまっている。
 良くも悪くも恐いもの知らずだが、案外常識は知ってたりする。
 座右の銘は『一度きりの人生、楽しく生きよう』。

・Groy World【作品名】ぐろい・わーるど
 間違った愛を盲信する男と女が、すれ違いながら大虐殺を巻き起こすバイオレンスラブロマンスもの(本文より抜粋)。
 涼子が見ようとした映画。『お前を殺して君も死ぬ!』という、ツッコミどころ満載な台詞が有名。
 元ネタは当サイト「小説・その他」内にある「Gray World」。っていうかGroyなんて単語英語にはありません。

・ゲーム【その他】
 零次たちが好きなもの。頂点に立つのは修羅堂の店長。
 作中に登場する主なゲーマーは零次や美緒、店長に沙耶。
 ゲーム大会編でもある程度判明したが、総合的な実力は以下の通り。
 店長≧美緒≧沙耶>>>>藤田≧零次=斎藤>由梨>>遥>涼子>(中略)>梢
 上位三人はほとんど実力差はないが、敢えて強弱をつけるとこんな感じ。
 梢は普段ゲームをやってないので、あまり強くない。
 また、ゲーム大会に出場していないものの、亨や天夜、五樹なども実力者である。

・月刊カスタマイズ【その他】
 零次の愛読書。
 いろんな機械を自分好みに変えたい、そんなあなたをサポートします! が宣伝文句。
 タイトルなどからも分かるように、普通に機械を使うことに飽きた玄人向けの雑誌。
 企業などもこの雑誌を新たな技術開発に役立てているらしい。

・高坂雅【人物】こうさか みやび
 梢や遥の高校時代のクラスメート。
 沙耶や由梨とは中学の頃からの付き合いで、よく三人一緒に行動している。
 頼れる姐御肌な性格からか、三人の中ではリーダー的存在。遥ともすぐに友人となった。
 色々と取り仕切るのが大好きで、高二のときはクラス委員長を務めたりもした。
 そこらの不良ならまとめて蹴散らせる実力の持ち主でもあり、学生メンバーの中では武闘派。
 だが実は可愛いもの集めが趣味で、部屋にはファンシーグッズが盛り沢山だとか。
 女子生徒に人気があり、男からは良き友人として見られることが多い。
 それはそれで構わないのだが、でもちょっと……という悩みを抱えていたりもする。

・誤字・脱字【用語】ごじ だつじ
 夕月日暮の能力。前触れなく発動し、書き手にはそれを意識させないという力を持つ。
 ……すいませんごめんなさい冗談です。

・小摩木源五郎【人物】こまき げんごろう
 笹川志乃、五樹、睦美の三姉兄妹専属の執事。別名人間凶器or無敵執事。
 榊原幻と並ぶ一般人の最強候補。とりあえず亨辺りは気迫だけでノックアウト。
 元々は笹川喜一郎の朋友だった。
 その経歴は謎に満ち溢れているが、笹川秀一の専属執事だった時期もあったとか。
 どこで学んだのか幾多もの武術を身につけており、尋常ならざる実力を有している。
 表向きは志乃たちの執事だが、実際はボディーガードも兼ねているとかなんとか。
 三人を溺愛しており、志乃や睦美に近寄る悪い虫には容赦がない。

[サ行]

・斎藤恭一【人物】さいとう きょういち
 梢の親友の一人。3−A四天王の一角。冷静沈着で、どんなときでも自分のペースを崩さない。
 朝月学園に入学したのは小学校から。
 当時から変わり者として知られ、藤田とはその頃からコンビを組んでいた。
 要領がいいのか努力家なのか、高校卒業までずっと学年首席〜三席未満になったことがない。
 策士として暗躍することが多く、生徒会書記に就任してからは活動に磨きがかかったと言われている。
 綾瀬由梨にライバル視されているが、基本的にいつも彼が勝つ。面白いから付き合っているらしい。
 参謀役として梢たちと共に活動を続けていたが、将来の野望を達成するため、高校卒業後に東京へ行ってしまった。
 名前の元ネタは「斎藤一」。新撰組三番隊組長の名の一つ。

・酒井【人物】さかい
 初代フルケンの顧問を務めた老人。家族に恵まれなかったが、フルケンのおかげで救われたらしい。
 遥の前に幽霊となって現れ、フルケン再興のきっかけとなる。
 大学の学長である本多とは、長年の親友だった。

・榊原【家】さかきばら
 秋風市付近で権威を振るった名家。
 子に恵まれないことから現在は衰退しており、残っているのは幻一人である。
 能力者の集団や退魔組織に仕事を斡旋したり、サポートを行ったりしていたらしい。
 そのため倉庫の中には、魔術関連の文書や霊剣の類が今も眠っているとか。
 色々なところに顔が利いていたらしく、幻が当主となった今もそれは生きている。
 血筋は普通なのだが、一代限りの魔術師やら能力者やらもいたようである。
 天我不敗流との縁は幕末の頃からあるが、師範にまで上り詰めたのは幻が二人目。

・榊原家地下王国【地名】さかきばらけちかおうこく
 元々は倉庫下にあった地下牢。いつのまにか零次が素敵空間に変貌させていた。
 危険なので誰も近寄らない。
 一応零次としては有事の際の避難所として設計したらしい。でも現状はたまにメギドの集会所になる程度。
 この中で零次は怪しげな機械を開発したり、新たなトラップを考案したりしている。
 早く誰かが突破して奴を止めなければ、大変なことに……!?
 ちなみにこの正式名称の元ネタは、同人格闘ゲーム「メルティ・ブラッド」のアレ。

・榊原幻【人物】さかきばら げん
 現榊原家当主。とりあえずやろうと思えば何でも出来そうな恐い人。
 天我不敗流の師範でもあり、戦闘力は下手すりゃそこらの異法人をも叩きのめせるレベル。
 秋風署に勤務する警部補。元々国家公務員試験を突破したキャリア組なのだが、色々あって故郷へ帰ってきた。
 その頃から倉凪司郎とコンビを組んで成長していき、やがて現在のような無敵超人へと化す訳である。
 態度はでかく、恐れるものなど何もないと言いたげな言動を取るが、根は善人。
 いつも陰から子供たちのことを見守っている。
 浮いた話はあまりないが、女性経験がないわけではないようだ。
 現在榊原家や天我不敗流の後継者を探している。

・榊原遥【人物】さかきばら はるか
 本作品のヒロイン。日常編では主人公と言った方がいいかもしれない。
 本名式泉遥。実妹は冬塚涼子。実姉に八島優香がいるが、優香は既に故人である。
 泉家の分家である『式泉』の子であり、体内に専用の術式を書き込まれている。その為分類上は魔術師。
 精神感応の一種である『共有』の魔術に特化しており、応用次第で熊だろうが虫だろうが意思疎通可能。
 二〇〇三年まである施設に監禁されながら育ってきたが、そこから梢によって救い出された。
 現在は榊原家の養子となり、梢たちと一緒に暮らしている。
 梢のことが好きなのだが、まるで気づいてもらえない。ある意味生殺し。
 普段は天然さんなのだが、時折しっかりした一面を見せることもある。芯は強い女性である。
 周囲にいる人間は大切にするが、それを害する相手には毅然と立ち向かう。
 ドジである割に運動神経は良く、榊原から簡単な護身術を学んでいるとか。
 外見は『綺麗』と『可愛い』が同居しており、本人に自覚はないがかなりの美人さん。
 日暮の絵では全然そうは見えないが、そこは勘弁してくださいいやマジで。

・笹川【家】ささがわ
 国内でも五指に入る財力を持った家で、様々な活動に手を出している。世界的にも有名。
 明治維新の頃より勃興し、戦後の復興の中でいよいよ実力を増大させていったとか。
 朝月町の駅付近がビル街として発展したのも実は笹川の意向だったりする。
 その中に紛れ込んでいた危険分子には気づかなかったようだが。
 現在の会長は笹川喜一郎。だが実際に取り仕切っているのはその息子である笹川秀一。
 この辺りは結構揉めているらしく、関係者は今後の動向をじっと見守っている。

・笹川五樹【人物】ささがわ いつき
 志乃の実弟、睦美の双子の兄。笹川秀一の養子となり、笹川兄弟の四男という立場になる。
 束縛されたり偉そうに命令されるのが嫌いで、笹川家内でも問題児扱いされている。
 特に養母の龍子、次男の双馬とは犬猿の仲であり、顔を合わせてもまともに口を利かない。
 志乃にだけは逆らえない様子で、これは幼い頃から自分たちを守ってくれた姉への思いがあるから。
 睦美とは喧嘩ばかりしているが仲が悪いわけではない。似た者同士だからこそ喧嘩したくなると言うか。

・笹川一生【人物】ささがわ かずお
 志乃たちの義兄。笹川秀一の養子になり、笹川兄弟の長男となる。
 長男という立場上、自分が養父の後を継がねばという使命感に燃えている。
 秀一に引き取られる前に余程苦労したのか、笹川家長男という立場に固執する傾向あり。
 そのため、自分を押しのけて支配権を得ようとする双馬や美樹鷹を敵視している。
 逆に志乃たちには割と親切にしてくれる。睦美は彼と仲がいい。

・笹川喜一郎【人物】ささがわ きいちろう
 笹川グループ現会長。笹川秀一の父であり、志乃たちからすると祖父にあたる。
 父親から受け継いだ財産を使って、笹川グループの活動の場を飛躍的に広げた。
 妻とは仲睦まじい夫婦だったが五年前に死別。
 以降喜一郎はグループの発展を第一に考えるようになっていった。

・笹川兄弟【用語】
 笹川秀一に引き取られた六人の養子を指す。
 長男一生、次男双馬、三男美樹鷹、長女志乃、四男五樹、次女睦美。

・笹川志乃【人物】ささがわ しの
 朝月高校演劇部部長。笹川秀一の養女となり、笹川兄弟の長女になる。
 五樹や睦美の実姉で、幼い頃から二人を賢明に守ろうとしていた。
 小学校低学年の頃にその資質を見抜いた秀一の手によって引き取られ、以後笹川家の一員となる。
 当初秀一は志乃だけを引き取るつもりだったが、志乃が駄々をこねた結果五樹と睦美も引き取られたというエピソードがある。
 普段は引っ込み思案で、あまり自分の意見というものを言うことが出来ない。
 これは孤児院育ちから名家の一員へとなった経歴が影響しており、笹川家でも肩身狭そうにしている。
 が、内面ではしっかりとした意見を持ち、その才覚は兄弟の中でも随一のものだとか。
 控え目な性格が災いしてか学校では孤立しがちだったが、梢のおかげで周囲と上手くいくようになった。
 それ以降、彼に対して憧れとも恋心ともつかない想いを抱くことになる。
 直接話をするのは苦手だが手紙などなら平気なので、パーティなどで知り合った文通友達は結構多い。

・笹川秀一【人物】ささがわ しゅういち
 笹川グループ会長代理。器の大きい人物で、ビジネスマンとしても組織のリーダーとしても一流。
 身内は大切にするが贔屓はしない。でもつい心配で助けちまう、とまぁそんな人。
 志乃たちの養父であり、子供たちには分け隔てなく接してくれる。
 しかし権力争いを始めた上三人や、いつまで経っても父と呼んでくれない五樹には手を焼いている。
 一番苦手なのは妻の龍子。ハニーと呼んでこそいるものの、夫婦仲はあまりよろしくないようだ。
 忙しい人で、家族も直接彼と会うのは特別な行事のときか、彼の方から不意に来訪してくるときのみ。
 次第にグループの発展に執着するようになった父を見て、少し寂しく思っている。

・笹川双馬【人物】ささがわ そうま
 志乃たちの義兄。笹川秀一二番目の養子。笹川兄弟の次男。
 頭の良さはピカイチなのだが、どうにも性格が陰険。
 秀一が引き取った頃はそうでもなかったのだが、龍子にいびられるうちに段々根暗になっていった。
 自分の義弟である五樹とは犬猿の仲。弟のくせに兄貴に逆らうなというのが彼の言い分。
 でも彼も一生に逆らってる辺り、人のことは言えないだろう。
 なにかと卑屈になりがちで友達はいないが、ペットのドン太君(蝙蝠)とだけは仲良しである。
 現在理解者募集中。

・笹川美樹鷹【人物】ささがわ みきたか
 志乃たちの義兄。笹川秀一三番目の養子で、笹川兄弟の三男。
 能力はどれも平均して高いが、やや乱暴な性格をしている。
 戦国武将のような男で、隙さえあれば一生や双馬、果ては秀一さえも蹴落とそうとする野心家。
 でも肝心なところでドジを踏むので、なんとなく憎めない。
 性格的に似ている五樹とは喧嘩ばかりしており、その度に志乃に半泣きされてすごすごと引き下がる。
 好きな戦国武将は斎藤道三、松永久秀。

・笹川睦美【人物】ささがわ むつみ
 志乃や五樹の実妹。笹川秀一の養女で、笹川兄弟の中では末っ子。
 少々大人ぶってみたりするが、本質的にはまだ子供。五樹とはいつも喧嘩ばかりしている。
 権力争いに興味もなく末っ子ということもあって、結構皆に可愛がられている。
 面白いことを見つけると迷わず乗るタイプ。トラブルメーカーではないが、トラブルを拡大させることあり。
 趣味は散歩しながらのウィンドウショッピング。
 志乃に無駄遣いを諌められているため、実際に物を買ったりすることはあまりない。

・笹川屋敷【地名】ささがわやしき
 笹川一族が暮らす屋敷。
 秋風市郊外に悠然とそびえ立っており、ある意味名物の一つ。
 本館を中心に、北館、東館、南館、西館、離れの屋敷に分かれている。
 本館には喜一郎と秀一、北館には一生、東館は双馬、南館は美樹鷹、西館は志乃たち三人、そして離れに龍子の部屋がある。
 お互い都合を合わせる機会も滅多にないので食事などはばらばら。
 家族全員が集うことなど滅多になく、自分が住んでいる館以外にはあまり行くことがない。

・笹川龍子【人物】ささがわ りゅうこ
 笹川秀一の妻。笹川兄弟からすると養母にあたる。
 名門出身のお嬢様だったらしく、秀一とは親同士が定めた結婚だった。
 実家の方が潰れたり、子供を産めなくなったりと色々大変な目にあったせいか、次第にコンプレックスが溜まっていったようである。
 秀一の養子である六人にはきつくあたり、そこから夫との仲も次第に冷えていった。
 それでも名家意識だけは消えないらしく、豪華な品物に囲まれた日常を過ごしたりしている。
 志乃がなかなか家に友達を呼べなかったのは、彼女に「下賎な相手と付き合うな」と言われていたため。
 『ようこそ笹川邸へ』でも志乃たちは舞台裏で大分苦労して彼女を説き伏せたという経緯があったり。
 楽しみです、とか言っていた志乃だったが、内心は大丈夫かなぁ、とガタガタ震えていたのである……!
 笹川家内では発言力こそあれど孤立しており、普段は離れの建物で暮らしている。

・美緒の料理【武装】さつじんりょうり
 マリオで言うところの毒キノコ。要するに食ったら死ぬ。
 味に五月蝿い梢や涼子は即逃げ出し、さほどこだわらぬ亨も泣き出し、味覚がややおかしい零次でさえもLPを減らされるという恐怖の代物。ちなみにこれは司郎とーさんからの遺伝だったりする。

・山王寺聡一郎【人物】さんのうじ そういちろう
 二〇〇二年度、朝月学園高等部生徒会会長を務めた人物。
 聡明だが変人でもあり、斎藤が進化したような人。
 自らの後継者を涼子と梢に決定し、二人を生徒会の会長副会長にした。
 奇妙な字が書かれた扇子を所有しており、斎藤にいくつか分け与えたようである。
 日常編が開始した現在はICUに通う傍ら、様々な活動をしているようだ。

・嶋【人物】しま
 秋風署刑事課盗犯係巡査部長。
 刑事課の姉貴分で、いまいち頼りない若手たちをびしばし鍛える日々を送っている。
 榊原幻がもっとも苦手とする女性。

・修羅堂【地名】しゅらどう
 朝月学園から歩いて数分のところにある玩具屋。
 ゲームソフトからぬいぐるみ、キッズ向けの玩具にプラモデルと色々なものを取り揃えている。
 店の面積の割に商品は豊富だが、どちらかというと玄人好みの品が多いため売れ行きは駅前の店に持っていかれている。
 美緒や沙耶が時折入り浸り、沙希がたまに様子を見に来る場所。
 零次はここでバイトをしており、ぼーっとしてたり店長と漫才してたり遊んでたりする。……仕事は?

・修羅堂の店長【人物・俗称】しゅらどうのてんちょう
 文字通り修羅堂の店長。本名不詳。誰も気にしてないので多分ずっと判明しない。
 別名『秋風市の東方不敗』。近隣のゲーマーたちの憧れと畏怖を一身に集めるゲーム超人。
 ゲームの弟子は非常に数多く、その中でも水島沙耶と久坂零次が有名。
 遊びと私生活での駄目っぷりも頂点に立っている。
 店の売り上げがあまり伸びないことで生活が苦しくなり、奥さんとは別居中。
 そのくせ遊びに対する姿勢は変わらず、沙希が更生させようと必死になっている。
 良くも悪くも趣味に生きる人間。

・常識【その他】じょうしき
 この作品においては、一部の人間にやや欠けているもの。
 特に、普通の生活とは程遠い生き方をしてきた遥と零次はこれが欠けている。
 遥は日常編である程度ましになってきている。零次はまだまだかもしれない。
 あと店長にもない気がする。

・梢の弁当【その他】しょうのべんとう
 皆が欲しがる謎の弁当。ゲームで例えるならエリクサー。

・梢の右腕【武装】しょうのみぎうで
 第一部において色々あって失われたもの。
 現在は幸町孝也が提供した義腕を使っている。
 神経が繋がっているため、無理矢理外すと当然痛い。
 私生活においても不便なく使えるレベルの代物だが、やはり細かいところは合わないらしい。
 料理の腕が落ちたり、天我不敗流の技が一部使えなくなったりと『完璧』ではない。
 ちなみに提供したのは幸町だが、彼のオリジナルというわけではないようだ。

・白木徹郎【人物】しらき てつろう
 作中最高齢のハッスル爺さん。榊原幻を小僧呼ばわり出来る辺りが年季を感じさせる。
 しかし爺さん呼ばわりされると怒るので、取り扱いには注意が必要。
 白木の湯を経営しており、中に道楽で色々なものを詰め込んだりしている。
 榊原幻の父親や、倉凪司郎とも親交があったらしい。

・白木の湯【地名】しらきのゆ
 白木老人が経営する銭湯。ゲーセン部分やカラオケルーム、卓球場なども設置されている。
 駅の裏手にある穴場で、普段は老人たちの遊び場として使われている。
 たまに梢たちが友人を引き連れて遊びに行くこともあるようだ。

・school life【その他】すくーるらいふ
 梢たちの卒業式に演劇部がやった劇。笹川志乃脚本。
 学年の違う二人の女生徒が過ごす学園生活を描いた物語。
 普通に見ると、こじんまりした微妙な作品。
 だがこれから卒業するであろう人々に見せると、良いなぁ……という評価が貰える。
 出演者は志乃と遥の二人だけ。

・生徒会【組織】せいとかい
 ここでは朝月学園高等部生徒会を指す。
 教職者と同等以上の権限を有する、高校影の支配者とも言える存在。
 メンバー構成は割といい加減で、その年によって違ったりすることもある。
 選挙で確実に決めるのも会長と副会長ぐらいで、その他のメンバーは前触れなく加わることも。
 二〇〇二年度の会長は山王寺聡一郎、会計に冬塚涼子、書記が倉凪梢。他不明。
 二〇〇三年度は、会長冬塚涼子、副会長倉凪梢、書記に斎藤恭一、会計に仲橋由井子。他不明。
 二〇〇四年度のメンバーは不明だが、冬塚涼子の影響力は大きいとか。
 ちなみに顧問は一戸伝六。教員と生徒会の橋渡し的な役割を果たしている。

・生徒会室【地名】せいとかいしつ
 こたつやらテレビ、冷蔵庫など様々なものが置かれている部屋。
 その気になればここで生活することも可能だろうと言われている。
 別に規制されている訳ではないが、生徒会関係者以外はあまり立ち入ろうとしない。
 広さもそれなりで、窓からは高校の校庭を見ることが出来る。

・生徒会秘密ボックス【道具】せいとかいひみつぼっくす
 大小様々な道具がぎっしり詰まっている箱。 いつの頃からか朝月学園高等部生徒会室に置かれていたらしく、誰が何の目的で用意したものかは分からない。
 学園七不思議の一つにもなっており、実は異次元に繋がっているなどと言われている。
 真偽の程は定かではないが、とりあえず見た目はボロボロのダンボール箱である。

・セガール【人物・俗称】
 「白木の湯」の近所に住む黒越さんの息子。倅という響きから零次が勝手にそう呼び始めた。
 本名は黒越蛮児。今どき珍しい程の硬派だが、未成年お断りゲームに触れたのが彼を変えてしまった。
 最終的には零次の手によって覚醒し、彼のソウルブラザーとなる(零次は否定)。
 ちなみに朝月大学所属。下手すると再登場の可能性も……。

・空山【家】そらやま
 榊原家の分家的存在。幕末の頃いろいろとあって出来た家。
 当初は榊原家と不仲だったが、現在はもっとも榊原家に近しい家柄。
 一応親戚にあたるが、榊原一族ではないため榊原家の相続権はない。
 幻の相続の際にはトラブルが多かったが、空山の家が陰ながら助けてくれたという。

[タ行]

・竜野龍一郎【人物】たつの りゅういちろう
 秋風署刑事課強行犯係所属の若き刑事。
 榊原幻が珍しく目をかけている期待の新人。
 常識人のため、榊原の行動にいつも振り回されている。

・玉城綾【人物】たまき あや
 かつて倉凪司郎と榊原幻が捜査した事件に関わっていた女性。
 榊原家の元祖居候でもあり、梢たちとも面識がある。
 現在は教師になるために頑張っているんだとか。
 彼女が関わった事件というのは外伝「異人刑事」で語られている。

・長ちゃん【俗称】ちょうちゃん
 分かりにくいあだ名ダントツ一位。
 命名者は美緒で、志乃のことを指す。
 彼女が演劇部部長であることから長ちゃんと呼ぶことになった(部長の長)。

・チョップ【用語】
 零次が涼子や遥に使ったツッコミ法。
 涼子に対しては軽いものだったが、遥に対してはやや強めに連発した。
 これは愛の差と言うより相性の問題だろう。
 涼子に弱い零次も、遥には強いらしい。ただし遥は涼子に強かったりするのだが。
 何気に梢も使っており、やはり遥がやられてたりする。

・デストロイボーイ【道具】
 シンテンドーのゲーム機種。元ネタはGBと略せるアレ。
 しかし何を思ってこんなふざけた名称にしたのだろう。自分でもよく分からない。
 ちなみに作中ではこの機種のアドヴァンスSPなるものが出ている。

・徹【技名】てつ
 天我不敗流・素手の基本技の一つ。
 対象に与える衝撃がある程度増す。
 衝撃を操作する能力者の刃がこの技を使ったら、どえらいことになりそうである。

・天我不敗流【流派】てんがふはいりゅう
 実戦を想定した武術の一派。元々は剣術の流派だったらしいが、時代を経ていくうちに様々な要素を取り入れた実戦武術へとなっていった。
 名前の意味は『天にも敗けず、我にも敗けず』。天と自分にだけは敗けるな、という意味。この場合天とは天運などを指す。
 歴代継承者の一部は以下の通り。
 創始者:牧泉豊吉(1575〜1627)/「無為浪人」の主人公、牧泉豊次の子。
 十二代目:榊原敬助(1835〜1876)/榊原家最初の天我不敗流師範。
 十三代目:空山流之助(1852〜1919)/空山家の始祖。敬助の異父弟。
 十六代目:朝倉勝正(1912〜1986)/榊原幻の師匠。
 十七代目:霧島直道(1930〜1955)/霧島直人の祖父。短命だった。
 十八代目:榊原幻(1963〜?)

・道場【地名】どうじょう
 榊原家にある天我不敗流の道場。ここに建てられたのは朝倉勝正の代になってから。
 梢が日頃身体を動かしたり、零次が瞑想してたりする場所。

・ドクペ【その他】
 梢たちが苦手で斎藤が大好きな飲み物。ドク○ーペッ○ーの略。
 日暮は以前飲もうとして挫折。口の中に残るかほりに打ちのめされた。
[ナ行]

・仲橋由井子【人物】なかはし ゆいこ
 藤田四郎の幼馴染。冬塚生徒会の会計も務めていた。
 尊敬する人は冬塚涼子と藤田四郎。藤田の影響で始めたソフトボールが大得意。
 語尾に「〜ッス」とつけるのが特徴。
 女っ気はないが、本人はあまりそれを気にしていない。
 二年に進学してから五樹や睦美と知り合っている。

・新田【人物】にった
 秋風署刑事課課長。刑事課の実質的な支配者である榊原が悩みの種。
 上司の神田も榊原の味方のため、お飾りになりつつある気の毒な課長。
 胃痛薬は必需品です。

・寝子【動物】ねこ
 涼子が拾った子猫。名付け親に恵まれなかったとしか言いようがない。
 どこかに潜り込むという癖があり、よく涼子の鞄に忍び込んだりしている。

[ハ行]

・走り屋【用語】はしりや
 秋風市近辺では三嶋一族が名を馳せた走り屋だったらしい。
 しかし幼馴染が刑事なのに、よく捕まらなかったものだ。

・パソコン【道具】
 意外と零次が得意なもの。榊原家には共用パソコンが二台置いてある。
 主に使っているのは零次と美緒、亨の三人。たまに遥も調べ物などで使っている。
 梢はあまり使うのが得意ではない。ややこしそうということで苦手意識があるようだ。
 他には藤田も持っていることが判明しており、斎藤が作ったサイトの副管理人を務めている。

・罰ゲーム【用語】ばつげーむ
 主に美緒が提案するもの。
 主に亨が被害にあうもの。
 ……これだけで、この二人の関係が分かるような気がしなくもない。

・緋河天夜【人物】ひかわ てんや
 黒霊氏の作品、Forbidden heresyからのゲストキャラ。
 Forbidden heresy本編開始前に放浪しており、その途中で秋風市に立ち寄った。
 詩巳とは喧嘩友達、涼子とはお隣さん兼バイトの同僚という関係。
 料理は和食が得意でプロ級の腕前。梢に紹介されて夢里でバイトをすることになる。
 なぜか女性との絡みが多く、何気に美味しい目にあっているキャラかもしれない。
 もっとも本人は姉のせいで女性が苦手になってしまったらしいが。
 まぁ彼にはきちんとしたお相手がいるので問題はないのである。
 詳しくはForbidden heresyにて。

・Forbidden heresy【用語・組織】
 日暮のメッセ仲間である黒霊氏の作品。
 二〇〇六年の秋から始まる、緋河天夜を主人公とした作品。
 緋河天夜がひょんなことから月花楓という少女と出会うことになり、そこから物語が動き出す。
 現在第一部と外伝が公開中、今後第二部が公開される予定だとか。
 Foreigners nightと若干クロスオーバーしている部分もある。
 緋河天夜や彼の使うバイクが良い例で、両作品のキャラが共演しているのがリレー企画北海道旅行編。
 また、同作品で天夜が所属するバンド名でもある。
 実はこの作品の誕生には、日暮が関わっているトカいないトカ。

・藤田四郎【人物】ふじた しろう
 梢たちの高校時代のクラスメート。3−A四天王の一角。
 友情を大事にする熱血男で、分かりやすい性格の持ち主。
 ネガティブな話は大の苦手で、馬鹿馬鹿しくてもポジティブな方が好き。
 高校野球部でキャプテンを務めた後、大学でも野球部に入学。
 野球の潜在能力はかなり高く、高校野球で敗退したのはチームに恵まれなかったから。
 斎藤とは小学校の頃から知り合い、不思議と意気投合して親友となった。
 高坂雅、仲橋由井子の二人と微妙な関係だが果たしてどうなることか……。
 名前の元ネタは「藤田五郎」。新撰組三番隊組長の名の一つ。

・冬塚涼子【人物】ふゆつか りょうこ
 本作品のヒロイン。主に零次に対するツッコミ役。
 本名は式泉涼子。実姉に八島優香(故人)と榊原遥がいる。
 学年首席を独走する秀才で、二〇〇三年度には朝月高校生徒会長も勤めた。
 美緒とは親友同士で、休日には二人で出かけたりすることも多い。
 昔ある事件に巻き込まれて家族を失っており、現在は叔父夫妻の援助の下一人暮らしをしている。
 その事件の後に世話になった医者に憧れて、医療関係者になることを目指している。
 零次とは幼馴染以上恋人未満な微妙な関係。彼が異性にモテるため、内心気が気でない。
 普段は活発ながらも礼儀正しい少女だが、友好度が五十を越えたら要注意。
 そのリーダーシップや頭脳を無駄に用いて相手をからかう悪魔っ子モードが発動するからだ。
 日常編で子猫を拾い育てることになったが、そのときつけた名前は「寝子(ねこ)」。
 はっきり言ってネーミングセンス以前の問題があるが、本人は全く問題なしと思っている。

・フルケン【組織・俗称】
 正式名称は郷土史研究同好会。それが故郷研究会に略され、最終的にフルケンとなった。
 初代フルケンは酒井老人が顧問を勤めており、ゆきねも在籍していた。
 が、酒井の死後に消滅。
 二〇〇四年度に遥らの手によって再興、二代目フルケンが誕生した。
 顧問はロシア人教師アナスタシア、会長は榊原遥。
 メンバーは久坂零次、高坂雅、水島沙耶、藤田四郎。

・部屋【その他】へや
 梢の部屋は荷物を置くことと寝ること以外に使用されないので、ほとんど空っぽ。
 逆に美緒の部屋、そして零次の部屋は遊び道具で散らかり放題である。
 涼子の部屋は一人暮らしに最適な作りで、広すぎず狭すぎずといったところ。風呂やトイレ、台所あり。
 遥の部屋は未公開。どんな部屋なのかは謎である。

・没ネタ【その他】ぼつねた
 文字通り、没になったネタのこと。思い立てば即執筆、な日常編では意外と少ない。
 代表的なのは演劇部関連のもの。もっと沢山の話を書くつもりだったが機を逃してしまい、いつのまにか卒業式の本番をやってしまっていた。
 他にも生徒会関連の話もいくつか思いついていたのだが、同じくこれも卒業式を迎えたことで執筆不可に。
 作中の季節を現実のものと合わせるために無理をするとこうなります。

・本多【人物】ほんだ
 朝月大学の学長。一戸やゆきねの恩師。
 フルケン顧問だった酒井老人とは親友同士だった。

[マ行]

・増田【人物】ました
 高校時代の零次のクラスメート。吹奏楽部部長を務めていた。
 夢へ向かってひた走る好青年だが、真面目な面が目立ってはっちゃけられない性格。
 まーその辺りの含めて零次とは割と気が合ったのではないでしょうか。
 何気に第一部リメイク版「border breaks」にも出演している。

・魔術【用語】まじゅつ
 魔力と呼ばれるエネルギーを使って特定の現象を引き起こす術。
 日常編ではあまり関係ないので、この程度の説明に留めておきます。

・魔法使いの足袋【作品名】まほうつかいのたび
 意志を持った足袋と、それを履く魔法使いとのコメディもの(本文より抜粋)。シリーズ第五作まで出ている。
 元ネタは当サイトの小説「魔法使いの旅」。元ネタの方でも、たまにコメディじみた会話が繰り広げられる。
 沙耶はこのシリーズが大好きで、毎回ビデオDVDなどを買い揃えているんだとか。

・巫女【用語】みこ
 神に仕えて神楽、祈祷を行ったり神託を告げたりする。別名シャーマン。
 この世界の巫女は少々特殊な魔術師という位置づけだが、日常編ではあまり関係ない。
 遥やゆき姉が一戸神社の巫女さんをやっている。

・三嶋教習所【地名】みしまきょうしゅうじょ
 三嶋走九郎が代表を務める教習所。厳しく楽しく学べる、一部の人にお勧めの場所。
 ここで霧島直人、吉崎和弥、矢崎刃などが免許を取得した。
 榊原遥、緋河天夜などがここで練習中。

・三嶋詩巳【人物】みしま しみ
 三嶋走九郎の一人娘。走り屋として名を馳せた父が事故を引き起こしたことで、バイクを無意識に恐れるようになった。
 小学生に間違えられそうな容貌で、それがコンプレックスにもなっている。
 彼女に対して「小さい」だの「小学生」だの口走れば、もれなく怒りの鉄拳が飛んできます。
 天夜とは良き喧嘩友達。彼とは同い年のはずだが、彼女の方が年下に見える。
 夢里でバイトを始めるようになったが、バイクいじり以外のことはまるで不器用のため、あまり仕事は順調じゃなかったりする。

・三嶋走九郎【人物】みしま そうくろう
 三嶋教習所代表取締役。榊原幻の幼馴染で、その繋がりから霧島や吉崎が彼の教習所で免許を取った。
 とにかくむさ苦しい親父で、彼が近寄るだけで気温が二度ぐらい上がるとか。
 周囲の人間には非常に頼られているが、一人娘の詩巳に対しては存外甘い駄目親父でもある。
 昔は峠を駆け抜ける走り屋だったらしいが、事故を起こしてからは止めている。

・水島沙耶【人物】みずしま さや
 雅や由梨と一緒に行動していた三人娘の一人。秋風のキング・オブ・ハートを自称する。
 目的も何もなくただ純粋に遊ぶことが大好き。店長の弟子であり、弟子の中では唯一彼を破っている。
 ゲーム大会で戦ってからは零次がお気に入り。いつのまにか涼子と零次争奪戦を繰り広げている。
 美緒と似ている点が多いが、あちらに比べると沙耶は小難しいことを一切考えないタイプ。
 またセクハラ魔人でもあり、誰かストッパーがいないと非常に危険です。
 基本的に恐いもの知らずだが、唯一お化けだけは大の苦手。
 喜怒哀楽が激しく、美緒とは別の意味で嵐のような存在。

・認めたくないものだね……若さ故の過ちというものを……【台詞】
 ゲーム大会の予選、藤田を打ち負かした店長が言った台詞。
 元ネタは言うまでもなく、赤くて仮面なあの人。
 他にもこの話では多数のネタ台詞が盛り込まれている。

・無為職人【作品名】むいしょくにん
 原始時代にタイムスリップした職人が冷蔵庫を作るも、原人たちに認められず苦悩する物語。クライマックスシーンは月で撮影されたという嘘くさい噂が話題になった(本文より抜粋)。
 紹介文からも分かるように、実に混沌とした作品。監督が何をやりたくてこんな映画を作ったのかは謎。
 零次はそれなりに満足したようだが、美緒や店長、涼子に沙耶などの評価は最悪。
 元ネタは当サイト「小説・その他」にある「無為浪人」。名前以外全く元ネタと似てるところがない。

・矛盾【その他】むじゅん
 本作は日暮のうっかりと後付け設定によりいくつかの矛盾を抱えている。
 バレンタイン編での藤田の発言は仲橋由井子の存在がないことを前提としているし、銭湯に入った梢は秘密にしてるはずの背中の傷跡を晒していることになる。
 これらはいずれ修正しなければならないが、今はあまり時間が取れないので放置されている。
 自分で蒔いた種とは言え、恥ずかしい限り。

・名探偵美緒の○○調査票【道具】めいたんていみおの〜〜ちょうさひょう
 美緒がいかに暇人かを表すアイテム。好感度調査票などがある。
 調査協力には榊原幻や斎藤恭一が関わっていたらしく、情報の信憑性は割とある。
 ただし本編では「梢の好感度」という、ブラックボックスよりも謎だらけなものに使われたため、どれだけアテになるかは今ひとつ分からない。

・メイド服【装備】めいどふく
 なぜか生徒会室にあった素敵装備。
 零次が罰ゲームで着せられるはめになった。
 零次も気の毒だが、そんな彼を目撃してしまった遥と志乃も気の毒である。

・メギド【組織】
 いつのまにか出来上がっていた組織。
 地域密着型の何でも屋(予定)で、住民の相談に乗り、問題の物理的解決を試みる頼れる集団である。
 メギド1が総指揮を執り、メギド2が参謀役。3以下が実働部隊。
 現在判明しているメンバーは3の沙耶、4の亨、5の美緒、6の零次。
 実際人々の役に立っているかどうかは微妙なところ。
 特定の事務所はないので、困ったときはメギドメンバーの誰かに声をかけましょう。

[ヤ行]

・矢崎刃【人物】やざき じん
 亨の兄で、零次の元同僚。現在は弟を榊原家に預け、各地を放浪中。
 弟とは外見も内面もまるで似ていない。こちらは質実剛健の偉丈夫で、身長は二メートルを越す。
 寡黙な人物で少々誤解されやすい。
 緋河天夜が秋風市に来る原因となった人。

・矢崎亨【人物】やざき とおる
 刃の弟。現在榊原家に居候中。通称「ヤザキン」。
 見た目は中性的で爽やかな少年なのだが、口は災いの元を地で行く。
 つい調子に乗ってしまいがちなところがあり、そこを零次や美緒に突っ込まれることが多い。
 善人ではあるのだが、誤解されて悲惨な目にあうこともしばしば。
 なんでも無難にこなすことが出来るが、どことなく器用貧乏な面が目立つ。
 作中では数少ない異法人だが、日常編ではあまり意味がないのが悲しいところ。
 コンセプトは「やるとき以外はやらないヘタレ」。
 彼がポップとなるかヤムチャとなるかは今後の成長次第。

・山口【人物】やまぐち
 そーいやいたね、そんな人。梢たちが高三のときの担任。
 当初は藤田、斎藤、一戸と来て「次は山口だー」と思って書いた人物(全部新撰組三番隊組長の名が元ネタになっています)。 しかしその後、日暮がすっかり存在を忘れていたため、その座をゆき姉に奪われる。
 ある意味作中で一番気の毒な人かもしれない。ポジションは悪くなかったのに。
 しかもちゃっかり「あー、」という口癖まであったりする。……本当、なんで忘れたんだ?

・山口ゆきね【人物】やまぐち ゆきね
 喫茶店『夢里』の店長代理。皆から「ゆき姉」と呼び慕われる、作中でも珍しい大人の女性。
 店長である母・徳子が長期入院しているため、現在は店を取り仕切っている。
 かつて梢との間に何かがあったらしいが、当人たち以外には誰も詳しいことは知らない。
 穏やかな雰囲気の暖かい女性で、夢里の常連客には彼女のファンもいるとか。
 かつて梢が料理の手本としただけあって、実力はかなりのもの。
 夢里を味で勝負する店にしたのは彼女である。

・幸町孝也【人物】ゆきまち たかや
 秋風市の中にひっそりと存在する『幸町診療所』の医師。
 普通の客から危ない客まで受け入れている闇医者。医師免許は持っていないが腕は確か。
 魔術だ異法だといった事柄にも通じており、梢の右腕は彼が用意したものである。
 以前は普通に朝月高校に通っていた。一戸の教え子の一人でもある。
 温厚な保育士さんといった雰囲気の持ち主。だが優しい顔して結構厳しいことを言ったりもする。

・夢里【地名】ゆめさと
 朝月学園近くにある喫茶店。キッチンスタッフのメンバーによってメニューが変わったりする。
 キッチンスタッフに入るには厳しい審査を突破しなければならない。それだけに味は確かなもの。
 フロアスタッフの衣装は派手さこそないが落ち着いた魅力があり、一部の人に人気がある。
 学園近くにあるということで学生の客が多く、連日繁盛している。

・吉崎和弥【人物】よしざき かずや
 名前だけの登場だが一応補足。梢や美緒と家族同然の付き合いをしていた人物。
 3−A四天王の一角として藤田や斎藤とも仲が良かった。
 美緒から好かれ、梢とは良き相棒同士であった。
 天我不敗流の門下生で、霧島や梢の弟弟子だった。……既に故人。

・吉崎のバイク【装備】よしざきのばいく
 故・吉崎和弥が愛用していたバイク。あまり日暮はバイクに詳しくないため、モデルなどは特にない。
 元々は普通の400ccバイクだったが、吉崎が色々と改造したために性能は飛躍的に向上。
 実際は最高速度が200㎞/hを軽く越え、凄まじいパワーを持ち合わせたモンスターマシンとなった。
 バレたら補導もんである。……アレ、すぐ近くに一人警察官いるよーな?
 おかげで乗りこなすのは大変な機体。そこから吉崎はこの機体を『サイクロン』と名づけた。
 二〇〇三年の事件では梢や吉崎の足として大活躍した後中破する。
 その後日常編で修理され、天夜の手元に渡ることになる(予定)。
 更にその後は「Forbidden heresy」でも天夜の足として地味に活躍。
 経歴を見ると、かなり凄いバイクなんじゃ……?

[ラ行]

・螺旋【技名】らせん
 天我不敗流・素手の基本技の一つ。
 両腕を用いた連撃で、普通に殴りかかったときの数倍のダメージを与える。
 腕の動かし方が割と複雑で、右腕が義手となった梢はこれが上手く使えなくなった。
 もっとも元々あまり使ってなさそうなので、あんまり問題はないのかも。

・リミッター【用語】
 あまり外してはいけないもの。でも外すと話的には面白くなるもの。
 特に涼子や美緒、店長に幸町辺りのリミッターが解除されようものなら、周囲に莫大な被害が発生する。

・料理【その他】りょうり
 倉凪梢の必殺技……というのは嘘だが、それに近いものではある。
 日常編では本編以上に活躍しており、これによって榊原家内で梢の地位が保たれている。
 梢の他にも料理を得意とする人物は多い。彼が昔参考にしたゆき姉、彼の弟子である涼子など。
 梢は和洋中、涼子は中華、ゆき姉は和洋、天夜は和、唐沢が洋、零次はサバイバル料理が得意。
 ……間違っても美緒にさせてはいけないものでもある。

[ワ行]