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ローマ人の物語/トライアヌス

 トラヤヌスとも。
 五賢帝の二番手であり「至高の皇帝」と元老院から称された彼の生涯が、文庫版「賢帝の世紀・上」のメインとなっております。
 彼自身は元老院からの受けもよく、市民や軍団からの指示も得て、戦争に勝利して領土を拡大に成功するなど、いろいろやっており、読む側としても飽きない内容でした。同時に、トライアヌスの仕事ぶりを見ていると、皇帝というのは普通の人間がやれるものではない、と再認識。三流では駄目、二流でも駄目、一流でも場合によっては駄目、というぐらい厳しい職務だったんでしょうねぇ……。
 個人的に気になったのは、このトライアヌスの伝記がろくに残っていないということでしょうか。作中でもいろいろと述べられてましたが、やはり遠い時代の出来事なのかな、とありきたりなことを考えてしまいます。

ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)
ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)塩野 七生

新潮社 2006-08
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starトライヤヌスの偉業

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