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久々の読書報告

 最近自分ってどういうキャラだっけかな、と思うことがよくあります。
 新しい環境に入ると、周囲もそうですが自分自身のことが改めて気になってしまうんですよねえ。そして考えても大して意味がなかったりするのがお約束。人間の目は内側には向いていないのです。自分のことなんて、見えてるつもりでも直接は見えてないもんです。


 とまあ春っぽい語りはさておいて。
 しばらく旅行の話ばかりしてたので、久々に読書報告でも。
 最近では「韃靼疾風録」と「零崎曲識の人間人間」を読みました。
 韃靼疾風録は司馬作品の中では低めの評価でしょうか。つまらなくはないんですが、純粋な小説というよりも「司馬作品」という色合いが非常に濃く表れており、登場人物と読み手の間にも距離を感じたというのが大きな原因。今まで興味の対象外だった清朝の成立に関心が出来ましたけど。
 ただ、庄助とアビアのやり取りの場面だけは司馬作品の中でも群を抜いているような気がします。多分司馬作品ベストカップルを挙げろと言われたら、この二人は上位に食い込みます。

 零崎曲識の人間人間は「戯言シリーズ」の外伝にして「人間シリーズ」の外伝。まさに外伝オブ外伝。単品で見たらさっぱりだと思いますが、外伝として捉えるとエンタメ精神が充実した一冊だったと思います。
 そういうサービスもさることながら、今回の主人公・曲識の脇役っぷりが個人的には斬新でした。そんな脇役が最後の戦いで見せた意地は見事でした。……まあ余計な一言のせいでアレでしたが(この辺りは戯言シリーズ最後まで読んでないと分からないだろうなあ)。

私信(コメントくださった方へ)
旅行日記は意図的に、回によって文体も変えてましたからね。
本来私の文体というか作風は、最終回のものが基本なんですよ(苦笑)。
ともあれ、読んでいただきありがとうございました。恐縮です。
今後とも、書くこと読むこと学ぶことを忘れないよう頑張っていきます!

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star次回作で最終作、零崎人識の物語にも期待
starこのシリーズ(?)を読んだのは初めてだけど
starラストは思わずしんみり

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