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この国のかたち/三

 三巻ともなると少し感想書きにくくなってきました。エッセイは一つ一つ取り上げたら量が大変だし、全体を通しての感想は難しいしで大変です(苦笑)。
 今回も二巻同様、取り上げられた題材は幅広いものとなっております。
 個人的に面白かったのは、後半の都市に関わる話。奈良と京の「寺」の違いや、大阪と東京の比較など。
 前島密氏の意外なエピソードは、初耳だっただけに印象的でした。東京遷都に彼が意外な形で関わっていたとは。今までは「日本における郵便制度の創始者」という知識しかありませんでしたが、この話でより彼に関心を持つようになりました。幕末及び明治維新は様々な「個人」が出てくるのが楽しいですねえ。

この国のかたち〈3〉 (文春文庫)
この国のかたち〈3〉 (文春文庫)司馬 遼太郎

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